2000-03-06 第147回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
と申しますのは、私ごとで恐縮ですが、昭和二十年、敗戦間もなく、私は、釧路炭田の、いわゆる三菱系の炭鉱でございますが、尺別炭鉱というところに小学校、中学校時代を送ったわけでございます。当時は、都会におりますと、もう食べるものがございません。着るものも満足にございません。
と申しますのは、私ごとで恐縮ですが、昭和二十年、敗戦間もなく、私は、釧路炭田の、いわゆる三菱系の炭鉱でございますが、尺別炭鉱というところに小学校、中学校時代を送ったわけでございます。当時は、都会におりますと、もう食べるものがございません。着るものも満足にございません。
あるいは釧路炭田の沖の調査の結果も予想を上回って非常に安定的な炭層が賦存しているという状況が今日明らかになっているわけです。高島炭鉱の閉山ということは、この西彼杵炭田は残念ながら今の池島地点、これは採掘可能な地域以外を放棄するということに決定づけられる、私は非常に残念なことだと思っておるのであります。
我々は、学者、経験者の、地層の分布、つまり夕張來炭層、美唄來炭層、新登川來炭層、空知炭田、石狩炭田あるいは筑豊炭田あるいは釧路炭田と、今日本の全分布を出して、その地層を見て大体出した数字が我々は約四十億トンある、こう言っているわけです。だから、これを掘っていけば、仮に千万ずつ掘っても四百年あることになるんですけれども、それは別にして、とにかく私が言いたいのは、去年は十八億円だね。
ところで、海底を掘っておる炭田というのは、釧路炭田、長崎県の池島の炭田、有明海の有明炭田、こういうところがあるわけでありますけれども、海底でありますから、おっしゃるように公共的見地から被害が起こっている、こういうところがあるわけですね。
だから、山別ごとにずうっと沢を洗っていけば、沢という意味は、私の言うのはたとえば空知の南北を分けるとか、あるいは空知炭田、あるいは天北炭田、あるいは留萌炭田、釧路炭田と分けていけば、もうその中にポイントはわかっているわけだ、はっきり言えば。図面があるのですから。私だって持っていますけれどもね。
特定財源として十一億円がついたということ、これは多とするわけでありますが、問題はこの六条地域はもちろんでありますが、十条、二条地域と関連して北海道の場合、ごらんのとおり空知炭田あるいは天北、留萌、釧路炭田、こういう分布に分かれるわけですが、北海道的に言って、もし道として、これからもちろん市町村の計画も出されると思いますが、この特定財源とする十一億円の金を経済生活圏という位置づけの中でどういう構想を、
天北なり釧路炭田、石狩炭田、留萌炭田とあるんだ。現に北大の磯部教授は、この間も私は会いましたが、羽幌炭田をいま開発できるというんです。いますぐにでもできるというんです。そんな大した金は要らないという。浅瀬でいい、本当に浅瀬で再開発ができる。こういうことがあるにかかわらず、石炭見直しということを言っていながら、外国からばったばった入れてくる。
私の言いたいのは、何も過去の経過を問わないが、いまおやりになるということですから、第七次政策でぜひいま言った炭量調査、何もばらばらにやれと言っているんじゃないんだけれども、五十二年に約束したことぐらいはびしっとやっぱりやって、これ調査費をつけ、ボーリングもおろしていくと約束したんだから、だから天北炭田、釧路炭田、石狩炭田、いまも話に出てきた磯部教授の話では、羽幌炭田は直ちにいまでも採掘できるというんだから
これは日本炭鉱労働組合の調査なんかですけれども、政府でもいろいろ調査をされていると思うんですが、北海道だけでもたとえば石狩炭田だとか釧路炭田あるいは天北炭田等合計しておよそ四億五千万トンは採炭できる量があると、こういうふうな話もあります。ですから、それらもあわせてぜひ、検討されているところだと思うんですけれども、政府でも積極的に対応いただきたいということをお願いしておきます。
その最も有望なのが北海道の大北と釧路炭田であることは、もうすでに調査で明らかになっておるわけであります。しかも原料炭の場合には、北炭新鉱のようにマイナス六百メートル以下に石炭が賦存しておるわけですね。ところが、一般炭の場合には、天北の場合には百五十から三百ぐらい、釧路炭田の場合には三百から六百メートルの間に、石炭がある。非常に浅いわけであります。
そこで、部長に伺いますが、二千万トン体制に入る以前から、北海道の宗谷それから釧路炭田にかけては今後の非常に有望な炭田だと言っておられたのですが、どういう調査をやっておられるのか。私はある程度調査をやられたということをいろいろ伺っているのですが、なぜそれがいまだに開発されないのか。
たとえば釧路炭田とか、あるいは今後開発が予想される天北炭田であるとか、あるいは現在の石狩炭田にいたしましてもその南部の夕張地区とかあるいは三笠地区、それから北部の北空知地区、こういったようなところのそれぞれの炭田の特質においてひとまずそれの合同的な企業形態がいかにあるべきか、最終的にはもしそれをさらに大合同したらどういうことになるだろうかといったような考え方をまず先行させてみて、それが国家的に見て有益
炭質としては、火力発電所向けとしては釧路炭田は全国最良の炭質で、サルファはすべてが大体〇・三%以下、そういう状況なわけであります。 そこで、公益事業部長さんからもお話を聞いたのですが、地域の電力需要はある。地元は議会で——釧路の議会というのは自民党、社会党、共産党、公明党、民社党、全部これはあるわけです。ここでも誘致について決定されておるわけです。商工会議所もこれに同意をいたしておるわけです。
○島田政府委員 いま先生、非常に詳細に申されましたので繰り返すのもなにですが、私どもの感じを申し上げますと、いま御指摘がありましたように、国内炭開発可能性調査をずっと九地区についてやってまいりまして、それをさらにしぼって調査をし、その中には釧路炭田というのは残っているわけです。
そうすると、いま現実に南方空知に実際に世話をやく活動、そういう再就職その他をめんどう見るのがやっぱり五、六人程度どうしても足りないと、釧路炭田でやっぱり三名ないし四名は足りないと、こういう実情を訴えております。言うなれば、職業安定所の業務を援護協会が肩がわりして、この業務を実際やってもらっているわけです。
そういう意味ではモデル的にこのパイロット的な炭鉱をひとつつくり上げてはどうか、天北なり、石狩炭田なり、釧路炭田なり、このパイロット的な方式を考えてみたらどうだ、その場合、やれやれといったってこれは通産省ベース、政府ベースだけでなんぼやれやれといったってだめだ、はっきり言って。
○対馬孝且君 調査の段階というだけじゃなくて、この北海道で新鉱開発と目されるのは天北の開発、それから釧路炭田の開発、それと石狩炭田の開発とこうなるんですが、たとえば天北に的を当てて考えますと、ただ調査した調査したと二年間調査費がつきましたね。ただ調査をしているというだけでは現有炭鉱は、既存の炭鉱は減ってきているわけだ。
たとえば一例を申し上げますと、いま釧路炭田の太平洋炭礦から電発に船で持ってきて送っている流通経費と、太平洋から内陸の北海道の発電所に持っていく流通経費では、北電の内陸に納める方の流通経費はむしろ磯子あたりに納めるよりも若干割り高になっておるわけなんです。そうしますと、どうしても国内炭の価値を高めるという意味では、できるだけ産炭消費の方向を目指すということも私は当然だと思うわけです。
○岡田(利)委員 いま流通経費というのは、竹原とか高砂とかあるいは磯子、それぞれマル近船ができてやっておるわけですけれども、陸上でいま最も流通経費がかかっておるというのは、恐らく釧路炭田から北電の内陸発電所に供給している石炭だと思うのです。現行でもトン当たり三千三百円かかるわけですね。だから、磯子に持ってくる倍かかるわけですよ、陸上ですから。これはさらに上がっていくわけです。
そうしますと、この苫小牧の火力発電所が二年半以後運開するんでありましょうけれども、これに対する炭の供給は、内陸あるいは釧路炭田の太平洋炭礦からの石炭の供給、そういう点で電発との炭の供給体制を調整をする、こういうことは当然避け得られないだろうと思うわけです。ところが、ともすれば、いままで内陸発電所の場合には、五千カロリーで実際は四千七百カロリー前後の炭がたかれている。
そのうちに御存じの天北、釧路炭田新鉱開発に着手するとか、その他、現有炭鉱の安定と強化を図る、可採量を確認する、露天掘りも積極的にやるという問題が掲げられておりますが、特に、こっちで鉱区の調整、休廃止、放棄鉱区の活用、こういう項目があるのですが、これは札幌通産局の問題点の指摘であるとしても、当然、本省として下部構造ですから、緊密な連絡のもとに行われておると思うのですが、この鉱区の調整は、どこをどうしようとするのか
それじゃ国内炭の、率直に言うと天北開発と釧路炭田の開発における埋蔵量、それから可採炭量から言って、砂川にできる今度第三号火力発電所の問題などから言って、どうして需要が満たされないんですか、私これは理屈に合わぬと思う。次の開発があるのは函館沿岸を中心とする奥尻ですよ、桧山管内を含めて。これは当然青函連絡トンネルを通しての本州との電力の言うならプロジェクトという編成があるではないですか。
なぜかならば地元のすでに天北炭田の開発、釧路炭田の開発で全く電力用に、火力電力にふさわしい五千カロリー前後の石炭が開発できる地域なんだから……。しかもこれは石油よりもコストが低いということでしょう、重油よりも。これをどんどん開発していけば、何で原子炉、原子電力を開発しなきゃならないかという理由がわからないんだ、私は。
残りの新鉱開発でありますが、北炭の百五十万炭鉱が来年度には完成をするというような含みになりますが、私どもの試算では、まだ釧路炭田あるいは留萌炭田その他のことを考えていますから、これを大プロジェクトで進めるということになれば、三百万トンは見込めるのではないか。この場合には、当然、露頭炭鉱の開発ということを考えています。
私なりに北海道、九州の炭田をずっとこう見てまいりまして判断することは、当面は天北炭田、それから石狩炭田——石狩地域ですね、それから釧路炭田、それから北松炭田、筑豊炭田という、こういう重点地域を指定して、特に先ほど言ったように露頭採掘並びに斜坑採炭である程度——まあ三十センチ程度あるいは五十センチ程度で採掘可能かどうかということをやっぱり選定をすべきじゃないかと。
そういう具体的な例ということを申し上げますと、北海道なんかでしたら——私は北海道のことしか申し上げられませんけれども、北空知炭田とかあるいは夕張炭田あるいは釧路炭田——釧路は現在一社だけでございます。